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【2026年版】厚労省「職場における熱中症防止ガイドライン」を解説

公開: 2026年8月10日

2025年の職場での熱中症による死傷者数が過去最多となったことを受け、厚生労働省は2026年3月に「職場における熱中症防止ガイドライン」を策定しました。
2025年の規則改正(体制整備・手順作成の義務化)を踏まえ、対策の中身をより体系的に整理したものです。

1. ガイドラインの柱

新ガイドラインでは、次の要素が体系的に整理されています。

  • リスクアセスメント — WBGT予報・作業強度・個人要因を組み合わせたリスク評価
  • 暑熱順化 — 段階的に暑さに慣らす計画と、実際に順化が進んでいるかの状況確認
  • プレクーリング — 作業開始前の身体冷却(新たに盛り込まれた項目)
  • 労働衛生教育 — 受講記録の保存、未受講者の把握
  • 緊急時対応 — 通報から一次対応、医療機関への連携までの手順の明文化

2. 「記録」の位置づけが重くなっている

2025年の規則改正では「体制整備」「手順作成」が中心でしたが、2026年版ガイドラインでは記録の保存に関する要素が明確になりました。
教育の受講記録、暑熱順化の状況確認記録などは、後から「対策を講じていたこと」を示す資料になります。

リスクアセスメントの具体的なやり方は別記事、暑熱順化はこちらで整理しています。

3. 中小企業はどこまで対応すべきか

ガイドラインは大企業から中小企業まで共通の指針として示されていますが、規模や作業内容に応じて対応の厚みは変わります。
まずは自社の対象作業を洗い出し、体制整備・手順作成という規則上の義務を満たしたうえで、ガイドラインが示す要素を順次取り入れていくのが現実的です。

4. 注意

本記事は公表資料に基づく一般的な制度解説であり、法的助言・医療的判断ではありません
最新のガイドライン本文は厚生労働省の公式サイトでご確認ください。
ネツガード(netsuguard)が提供するのは形式的なひな形生成と記録の支援までです。

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